一般社団法人みんなのレモネードの会を立ち上げるきっかけになった、小児がん(小児脳腫瘍)経験者・えいしましろう自身が描いた絵本『ぼくはレモネードやさん』(生活の医療社)を毎月3冊までプレゼントしています。
以下、お送りいただいた感想を紹介します。
小児がんと向き合う患児や家族にはその繋がりを、一般の方には小児がんのこと、患児家族の想いを知って頂ければと思い掲載しています。
🍋息子は急性リンパ性白血病です。絵本を読んで、小児がんは治癒したけど、継続的な治療が必要な子、脳や内臓に二次的な発症をした子、再発した子、最後まで闘い亡くなった子などいろんなお子さんがいて、皆さん懸命に生きてることを知りました。まだ息子は2歳なので、絵本の内容は分からないところもありますが、繰り返し繰り返し読み聞かせてあげたいと思います。丁寧に折った折り紙や手作りのCVカテーテルなども送ってくださり、ありがとうございました。息子の闘病の励みになっております。
おこじょさん
🍋約2年間闘病していた弟がお空へ行ってしまいました。弟と同じように、お姉ちゃんはいろんな世界があることを知ることが出来ました。この絵本を読んで、お姉ちゃんは、レモネードスタンドってよく聞くけど何のためにするのかを学ぶことが出来ました。いつか私たちもレモネードスタンドをやってみたいという夢ができました。
ゆいとママ
🍋0歳から小児がんと闘っていて、今は11歳になりましたが、また新たながんと闘っています。絵本を読んで共感しかありませんでした。「そうそう。そうなんだよー」って思いながら読んでいました。小児がんについて、文も絵もとても分かりやすく書いてあり、レモネードスタンドという活動があることも知れて、素晴らしいと思いました。このお話を広めたくて、ちょうど小学校の担任の先生が図書委員なので、この絵本を置いてもらえないか聞いてみようと思っています。本当にありがとうございました。
さきママ
🍋長期間の入院生活。つらい治療も家族のように関わり合う仲間と一緒に楽しく乗り越えていく様子がとてもよく伝わってきます。ひとつひとつのイラストにたくさんの想いを感じます。コロナ禍の入院でも、この本のおかげで今では仲間がいて、前向きに楽しく過ごせるようになりました。心のエナジー本です。小児がん、レモネードスタンドのことを多くの人に知ってもらいたくて、きょうだい児が在校する小学校の学校図書館へ寄贈させていただきました。ありがとうございました。
M.C.
🍋ガンになった子はまだ10ヶ月なので、お家にいる3歳のお姉ちゃんに読み聞かせをしてもらってます。一緒にいられなくて寂しい思いをさせてしまってるけど、病気と闘ってるんだよ。ってことが少しでもわかってもらえたらいいなと思います。
ゆうちゃんまま
🍋これからクリーン室に入って治療をする娘にと読ませていただきました。まだ3歳と小さいためあまり本の内容を理解できてないところもありましたが「私と同じ気持ちの子がいたんだね。みんな頑張ってるんだね!」と言ってました。治療も大変ですが退院してからもずっと病気と向き合わなくてはいけないがん。みんなが笑顔で元気になりますように。
きーきーこ
🍋4歳の娘が白血病になり、先日無事に退院しました。退院後は保育園に行って良いと主治医の方に言われましたので、現在保育園の選考中です。保育園に入所した時に、お友達や先生に娘の病気についてどう伝えたらよいかと考えていて、こちらのホームページを見つけました。
今選考中の保育園は、見学の際に園長さんに「白血病はもう治る時代なんですね!」と明るく言われて。そういう子もいれば、そうでない子もいる。それは娘の入院中に、たくさんの同じ病気の子供たちに出会って、みんなそれぞれ色んな大変なことを乗り越えていることを知っているからこそ、園長さんになんと言っていいか分からずにいました。
この絵本は、小さなお子さまから大人まで、白血病だけでなく、まだ日本で難病と言われている子供たちについて、本当に分かりやすく表現されているなと感じました。今はそれぞれの個性を重んじる時代になってきていると感じています。病気の子も、そうでない子も、いろんな個性が大切にされますように。素敵な絵本をありがとうございます。保育園に入所したら、園長さんにお貸ししたいと思います。
ちーちゃんのママ
🍋絵も文章もすばらしいですね!何かをしようとして行動に移せることもすごいことだと思います!次男が闘病中なので、長男に読ませたいと思います。元気と私も余裕ができたら、何かしら行動したいなと思いました!!
こじママ
🍋しろうさんの思いが詰まった素敵な絵本届きました。一つ一つのエピソードにそうよね!そうだったね!と思いながらゆっくり子供の闘病の日々と重ねながら読ませていただいています。きょうだい児も色々な感情が入り交じりながら読んでいます。現状をこうやって回りの人に伝えるといいんだというヒントもあり、早速本人が実践して少し楽になる場面もありました。
一人ではなく同じように頑張っているお友達がたくさんいることもわかり勇気づけられ、また、しろうさんの優しいながらも力強いメッセージが伝わりました。多くの方に知っていただきたいので、読み聞かせのボランティアを始めたいねと子どもたちも話しています。素敵な絵本をありがとうございます。
ケイまま
🍋この度は、色どり豊かな綺麗な絵本を大変ありがとうございました。患者本人のみならず、兄妹や保育園でのお友達など、病院での生活を知らない子どもたちにぜひ目を通してほしいなと思いました。本人にも読んでみましたが、コロナ禍での入院生活、面会もなく他の子どもたちとのふれあいもない中で、お友達がいるんだね、と言っていました。もう少し大きくなってからも、味わいたい絵本です。ありがとうございました。
草餅
🍋娘が闘病していたのは1歳8ヶ月から2歳2ヶ月までの半年間でした。つらいこと、痛いこと、我慢したこともたくさんありましたが、笑顔もたくさんありました。娘の笑顔に救われることも多かったように思います。もうすぐ5歳になる娘は、元気いっぱいに過ごしています。こんな日々は決して当たり前ではなく、奇跡なんだと教えてくれたのは娘です。もう闘病していた頃のことは本人はすっかり忘れてしまっていますが、あなたはこんなすごいことをしたんだよ、勇気のある子なんだよ、と伝え続けたいと思い、この本を申込みました。娘も真剣に読んでくれています。ありがとうございました。
ゆづゆづママ
🍋娘が白血病と突然診断され、そのまま付き添い入院となって約2ヶ月になります。
病気やサポートのことを調べるうちにこの絵本について知り、申し込みました。家ではママと妹が突然居なくなり寂しい思いをしている息子がいるので、妹と似たような境遇のお友達が居ること、どんな治療をしているかなどこの絵本を通じて少し理解できたようです。この度は貴重な絵本を有難うございました。
きっと大丈夫
🍋息子は脳腫瘍で入院治療中です。退院が近付いてきて嬉しい反面、不安も多く、色々と検索している中で、「ぼくはレモネードやさん」の絵本を知りました。退院して元の生活に戻る為に、まずは息子に絵本を読んで病気のことを少しでも理解してくれたらと思います。
今までは「がん」という言葉を使うのを止めていました。認めたくないという気持ちがあったのかもしれませんし、あまり響きのいい言葉ではないと思っているからです。しかし、絵本では「小児がん」と書かれていて、しろう君はしっかり理解した上で前向きな気持ちで書いているんだと伝わってきました。退院前に絵本を通して息子に伝えて、前向きに生活していきたいです。絵本をありがとうございました。
りっくん
🍋うちの子はまだ退院して一年経っていないので、まだまだ今しか考えられず、先のことをほとんど考えた事がありませんでした。絵本の中には親の私達も知らなかった事があり、そして、これから立ち向かっていかないといけない事が沢山あるのだと、正直、辛い気持ちになり、涙が出ました。けれど、同時に我が子にはきっと理解し合える仲間がいるのだという安心感も感じ、力強さを感じました。絵本は学校へ持っていき、身近な人たちに理解してもらう為の一つの手段として活用したいと思っています。
Sarry
🍋素敵な本を送っていただきありがとうございます。娘は3年生の時に、急に病気が見つかり生活ががらっと変わってしまったことから、精神症状もあり病気のことを告知できずにいます。1月20日から昨日まで入院していた為、まだ一緒に読めていないのですが、この本をきっかけに病気のことを伝えたいと思います。
ふゆ
🍋骨肉腫と診断され間もない時期ですが、患児とは勿論、妹とも一緒に読みました。妹は幼いので内容を理解できたかは分からないですが、真剣に聞いてくれていました。幼い子たちにも、しっかりわかりやすい言葉で本当のことを伝えて向き合っていこうと主人と話しているので、この絵本は凄く役に立ちました。正直、親のほうが気持ちが追いついていない部分もありますが、子どもたちと一緒に前向きに過ごしていきたいと思います。素敵な機会をいただき、感謝しております。ありがとうございました。
瑠都まま
🍋絵本を届けていただき、ありがとうございました。近く退院する予定だった長男と、いつも家で待つ次男のために申し込みました。闘病する患児の気持ちが分かりやすく文や絵で表現されていて、次男は真剣に絵本を聞いていました。長男には1人ではないよと伝わればいいなと思い、絵本を渡しました。もっと多くの子供たちに(健康な子やその家族)患児の気持ちやこんなに頑張ってすごいんだよという現実を絵本を通して知ってもらえたらいいなと思いました。
ゆうママ
🍋4歳のお兄ちゃん(きょうだい児)にUちゃんのことや同じ病気のお友だちのことを少しでもわかってほしくて読み聞かせをしました。なんでー?どうしてー?とちゃんと最後まで聞いてくれました。
リク王
🍋最近、友人に紹介してもらいみんなのレモネードの会に参加しました。『ぼくはレモネードやさん』の絵本、ありがとうございました。次女が、急性リンパ性白血病の治療中です。その子と、長女と3人で絵本を読みました。治療の様子や、心境がわかりやすく描かれていて、患児である次女は「私と同じだ」と感じながら、きょうだい児の長女は「そうなの!?」と言いながら読みました。
今はコロナの影響でお休み中の学校での読み聞かせですが、再開した際にはこの絵本を活用させていただき、小児がんの事を伝えていきたいと思っています。絵本のプレゼント、本当にありがとうございました。
はなまほ母
🍋この度はありがとうございました。2年前にいきなりの入院、そして辛い治療を頑張り、退院後も毎日薬を飲み、2週間に1度の外来、採血を頑張ってきました。すごく頑張ったけど、今では他の子と同じく元気で普通の日常を送っているからか自分の病気のことをあまり知りません。
ぼくはレモネードやさんをきっかけに病気のことを知っていけたらと一緒に読んでいます。文章が読みやすく、本人も「そうそう!」となる内容もあるかと思います。これから復学される方には退院時のカンファレンスや、お友達に話される際などには活用されると先生や周りのお友達にも分かりやすいのかなと思いました。
病気のことだけではなくレモネードスタンドのお話にも興味を持ってくれたら、と思います。コロナが終息したらレモネードスタンドなど、イベントも参加できたら良いなと思っています。病気のことを考える機会を下さり、本当にありがとうございました。
咲ママ
🍋夏に小5の息子の脳腫瘍がわかりました。先月のMRIの後、はじめて「癌」というワードを出したところ、「えっ俺癌なの?」とびっくりした様子でした。脳腫瘍といっても、全てが死に繋がるものではなく、十人十色だということ、でも、ずっと経過をみていかなければいけないということ、うまく伝えられず、どうしたらよいか考えていました。
絵本を知り、また脳腫瘍の子が書いた本だと知り、他の脳腫瘍の子たちがどんなことを考えどんな入院生活を送っているのか、理解する手助けになればと思い、申し込みました。すぐに届けてくださりありがとうございます。チョココロネの本も読んでみますね。我が家にも下に弟がいます。
キラキラ
🍋ぼくはレモネードやさんありがとうございました。我が家はお姉ちゃんたちに妹の病気を伝える時に一緒に活用させていただきました。CLSさんにお話を聞いた後、ぼくはレモネードやさんをよませていただきました。お姉ちゃん達は悩まずすんなり受け入れてくれたように思います。本当にありがとうございました。
やまちゃん
🍋きょうだい児の理解のために読ませて頂きました。何故入院したのか、どんな治療をしたのか、何故退院してるのに不調が続いてるのか、何故定期的に通院しなければならないのか、全て絵本が教えてくれました。今後、娘が通ってる学校にこの本は寄付させていただく予定です。少しでも周りの理解が得られることを願って。素敵な絵本を送っていただきありがとうございました。
わかにゃんママ
🍋子どもが小児がんになりました。子供にとっては理解しにくい病気なので、絵本だと分かりやすく伝えられるかなと思います。いつか子どもや兄弟たちに聞かせれたらと思っています。
ねこまま
🍋今回、娘の復学時に絵本を活用させて頂きました。小学校の図書室に置いてもらいます。絵本のプレゼント、ありがとうございました。
コロコロ
🍋絵本のプレゼント、ありがとうございました(^-^)
2年前、当時3歳半で息子に脳腫瘍が発覚。手術、化学療法、陽子線治療を経て退院。今は順調で、毎日元気に保育園に通っています。術後は体幹失調がありましたが、大分よくなり、年長になってからは、みんなと一緒になんとかリレーを走れるようにもなりました。
春からは小学生。大きなランドセルを背負って通学出来るのか?放射線治療の影響で髪が薄いこと、体力のこと、晩期合併症のこと、不安は尽きません。
入院中、プレイルームにあったしろう君のこの本に、心を打たれました。小学校に入る前に、息子にもある程度病気のことを知って欲しい。4つ上の娘にも、弟の病気のことをしっかり理解して欲しい。そんな思いで、プレゼントに応募しました。
また、夫婦でフリースクールを営んでいるのですが、生徒たちにも読んでもらっています。息子の病気のことはみんな知っているし、伝えてもいますが、しろう君の言葉の方が生徒には深く届いているのではないかと思います。
プレゼントで頂いた絵本、他にも色々な人達に広めていき、小児がんへの理解・サポートの輪が広がっていけばと思います。
本当にありがとうございました!
mochi
🍋この度は、ぼくはレモネードやさんの絵本ありがとうございました。まだ娘は一歳代なのでこの絵本を自ら読むことも内容を理解することも出来ません。ですが、今後、この絵本を読み聞かせたい・この絵本を使って何かできることはないかと応募させていただきました。
娘は腎芽種のため現在、入院治療中です。娘の部屋は大部屋で、2、3歳くらいの子たちがいます。現在、コロナ禍のため、面会制限があり一日に一緒に居られる時間が限られています。
私は寝かしつけたいので夕方から消灯にかけて面会に行くのですが、寝れずにママ〜と泣き叫ぶ声が聞こえたりとても切なくなることが多いです。
入院している子たちは大好きなパパやママと限られた時間でしか会えず、兄弟姉妹にも外泊許可が降りて自宅に戻らない限り会えないため長期入院は、患児にはもちろん家族にとっても身を引き裂かれる辛いことだと思います。
娘は保育園に通っていますが今は治療中のため登園できずにいます。まだ5個ほどの言葉しか言えない娘に「保育園行きたい?」と聞くと「うんうん」と頷きます。
保育園の規定は大変厳しく、一定期間登園しないと退園になってしまいます。なので申立書を提出し、なんとか退園しない方法を模索するつもりです。ここまで我が家を取り巻く環境や入院の話を書きましたが、本題に入りたいと思います。
作者のえいしましろうさんは、現在、中学生とわかってとてもびっくりしています。それはとても絵が素敵で文章もしっかりしているからです。見ていて暖かくなる、自分も何かしたいと思わせる絵本です。
娘はまだ何も出来ませんが、この絵本を理解するころには、自身の病気のことを告知をして前向きに生きてもらえたらいいなと思っています。それまでは、通っている保育園に貸し出そうと思っています。
まだ園は交渉していませんが治療して退院し、登園再開の話の時に持ちかけようと思います。通っている園では、絵本無料貸し出しを運営しているため、交渉すれば置いてもらえると思います。多くの子供たち、また親御さんに読んでもらいたい絵本です。
小児がんという病気と戦ってる子供がいること、また、このような活動をしている人達がいることがもっともっと世間一般に広がって欲しいです。
最後に、娘が病気になって「今起きてる日常はあたりまえにあることではない。この世界は奇跡の連続なんだ」とすごく思うようになりました。そのことをこの絵本を通していろんな人たちに知って欲しいです。素敵な絵本をありがとうございました。
あーたんママ
🍋絵本のプレゼント、ありがとうございました。とてもとても嬉しかったです!
絵本を読み始めてまず最初に感じたことは、絵がとても可愛くて色遣いもとてもきれいということです。入院中に出会ったお友だちのことも沢山かかれていて、ご自身の闘病で大変なときも周りのお友だちのことをすごく大切にされていたことを感じました。
大変な闘病生活や悲しい経験をされたからこそ、病気の方や周りで支える方の辛さにも共感し、寄り添い、支援をされているえいしまさん。とても素敵です。
我が家は、3歳の次男が2021年4月末に突然『急性リンパ性白血病』になり、家族全員が大きなショックを受けて、悲しみのどん底に落ちました。それでも、一番辛くて苦しい次男が、大変な治療を一生懸命に頑張る姿をみて、私も力をもらい、一緒に頑張っていこうと思えました。
闘病生活の先はまだ長いのですが、辛くなったときには『ぼくはレモネードやさん』の絵本を子どもたちと一緒に読んで、また気持ちを落ち着かせたいと思います。本当に、ありがとうございました。
さくらちゃん
🍋この度はありがとうございます。絵本、とっても素敵でした。
兄姉は、妹が病院でどんな治療をしてきたのか詳しく知らなかったので、絵本を通して伝えることができました。兄は病気にかかる子が減ってほしい、治療法が見つかってほしいと話していました。いつかレモネード屋さんにも行ってみたい!とも話していました。
今はコロナでイベント等も中止続きなので、まずは自販機で売っているレモネードを探してみようと思います!
病院でソーシャルワーカーさんに妹の病気や入院理由についてお話していただいたことがあります。病名等は詳しく話さずにオブラートに話してくださいました。
今までも手術が何度もあったので、その度に私たち親からも話してはきましたが、上の兄は小4です。それなりに話せばわかります。だからこそ、きちんと話したいという気持ちもありました。けれど、変に言葉を選んでしまいそうで、うまく伝えられるだろうか…だからこそ、子ども目線で描かれたこの絵本をきっかけに子どもたちにしっかり話すことができました。
退院の話が出てから、どのような状態で帰宅するのか、これからどんな生活になっていくのか。始まってみなければわからないこともたくさんありますが、明日どうなるかもわからず過ごしてきた私たちが、家族で過ごす日を目前に準備をしている今があるなんて…本当に幸せなことです。
でも、今日もどこかで先が見えずに思い悩んでいる親御さんがいたり、辛い治療を頑張っている子どもたちがいます。娘も産まれから1年以上入院しているので、何人もの子が退院していくのを見送ってきました。
みんなお部屋を出て行くのに、娘だけは変わらずこの部屋のこの場所で…と思うときもありましたが、ここで出会ったのもなにかの縁。みんなが元気に退院していく姿はとても励みになりました。娘の頑張りもきっとそうであると信じたいです。
まとまりがなく長くなりましたが、今回このタイミングで絵本プレゼントがあったのも、我が家に絵本がやってきたのも、なにかの縁だと思います。本当にありがとうございます。絵本をきっかけにまた家族が1つなれたように思います。
khkママ
🍋この度は素敵な絵本をプレゼントしていただきありがとうございました。
幼い娘がどこまで理解できたのかは分かりませんが、それでも絵を見ながら最後まで聞いていましたえいしましろうくんが病気と向き合いながらも、小児がんと闘う全ての人を応援するあたたかい気持ちを感じながら、あっという間に読み終えました。
この先娘が病気を理解できるようになった時にはまた一緒に読みたいと思います。これからもずっと大切にしたい一冊となりました。ありがとうございました。
めぐママ
🍋この度は素晴らしい絵本を届けて下さり、誠にありがとうございました。
私には2人の息子がおります。次男は1歳の時に骨髄異形成症候群と診断をされ、臍帯血移植をしました。胎児の時から検診の度に異常を指摘され、さまざまな検査をしても異常の原因となるものが分からず。結果的に28週の時に私のお腹の中で急変をして、緊急帝王切開で取り出されて助かりました。
ですが生まれた時から造血機能不全があり、ずっと入院したまま輸血依存で命を繋いでました。1歳でようやく診断名が付き、臍帯血移植をしてから順調に回復をして、今は元気に家族とお家で過ごせています。
早産、そして産まれた時に脳内出血していたせいで脳性麻痺と聴覚障がい。極度の成長遅延により、移植をした当時まだ4300gしかない体で頑張ってくれました。
耳が聞こえないから喋れないし、さまざまな障がいを抱えているので自己表現も出来ない。幼すぎる体で、とてもハイリスクだった移植を乗り越えてくれました。
この絵本はまだ気持ちを話す事の出来なかった息子の言葉がたくさん代弁されているようでした。痛い注射の数々、しんどくて辛い毎日。そして、お母さんと一緒にいられた事が嬉しかったと書かれていて涙が出ました。
必死に息子に付き添いながら、苦しいのか、しんどいのか…幼過ぎて伝えてもらえない中で、ただただ抱っこしてあげる事しか出来ずに、側にいてあげる事しか出来ない無力な自分に悔しさを感じた事もありました。しろうくんの様に、息子も嬉しいって思ってくれていたらいいなと思いました。
上の子と一緒に読みました。僕もレモネードスタンドしたいって言ってます。私もやってみたいなと思います。コロナの状況が良くなれば挑戦してみます!また、上の子の小学校の図書室にこの絵本を寄贈したいと思い、校長先生にお願いした所、有難いですとの事で受け取ってもらう事になりました。図書室に置いて頂いて、色んな子に手に取ってもらい、小児がんと闘っている子ども達がいる事を知ってもらえたらなと思います。
にっちゃんママ
🍋このたび、2歳の次男が脳腫瘍になったことをきっかけに応募致しました。親としては前向きな言葉で自身を奮い立たせながら治療にあたっていますが、何気ない日々の変化から急に不安に思ったり、なぜ、自分の息子がこの病気にかかってしまったのか、なぜ、もっと早く気づいてあげれなかったのかと自問自答を繰り返していました。
今回、この本を4歳の長男に次男の状況を説明しながら一緒に読みました。作者の周囲への観察力と強いきもち、治療後にどんな経過を辿っているのかが分かり、大変助かりました。長男にもいまの次男の状況が伝わり、一緒になって頑張ると言ってくれました。
入院中、祖父母宅で過ごしたり、家族が離ればなれになっているため、寂しい気持ちを抱えていると思いますがこの本を通じて今の状況が伝えられて良かったです。ありがとうございました!
れおパパ
🍋この度は、絵本を頂きましてありがとうございます。頂いた絵本は娘の病名、同じ様な病気の仲間がいることを娘と息子に知って欲しいと思い子供に読み聞かせをしました。
娘8才(小学2年生)は昨年の6月に肝芽腫と診断され今も入院と一時退院を繰り返し、治療をしています。娘には病気、治療についてはその都度分かる様な言葉で医師看護師や私からも説明をしてきました。本人も病気について自分なりに理解し、5年生の兄にも娘と同じ説明をしてきました。
今年の2月に一旦治療を終え退院しましたが、4月に再発が見つかり再び長期入院をする事になりました。
娘と息子には現状と治療が必要な事を伝えましたが、何でまた入院して治療が必要なのか…ぼんやりとした、疑問を持っていた様です。子供達には病名は伝えておらず「肝臓にデキモノが出来る病気 デキモノの子分が他の所にもいる」と説明していました。
絵本を2人に読みながら、小児がんと言う名前で体の色んな所に出来る事、肝臓がんと言う名前、がんが出来る場所は違っても同じく様に戦ってる仲間が沢山いる事を伝えました。
娘は、「私の病気の名前分からないから○△○…て付けてた。そういう名前なんだ。私も言われてみたら本の男の子と同じでやっぱり鏡見るの嫌だなー。髪の毛無いのかわいくない。」と話していました。
自分の病気にも名前が有ること、入院中にも同じく戦う仲間はいたけど、まだ沢山仲間がいる事が分かった様です。兄も娘が病院でどんな治療をしているのか、治療の影響で様々な症状が出る事が分かった様です。
今度は娘が学校に復学する時に、本人に友達にどこまで伝えるか思いを1番に考えて、頂いた絵本も理解してもらう為に活用させて頂きたいです。ありがとうございました。
あんこママ
🍋この度は素敵な絵本を届けてくださり、本当にありがとうございました!
とてもわかりやすい文章や絵での表現に5歳の息子も理解しやすかったようです。当時入院中のしろう君の気持ちを知り、小さいながらにも色々な気持ちと葛藤しながら毎日過ごしていたのだと感じました。
現在、再発治療中の息子ですが、母としてできる限りのサポートをしていきたいと思います。
退院したら通っている幼稚園に届けようと思っています。『ぼくはレモネードやさん』を通して小児がんで闘っている子がたくさんいることを知ってもらうきっかけになって欲しいです。
そーママ
🍋素敵な絵本ありがとうございました。
緊急入院・緊急手術となり不安で病気について検索する中で、ぼくはレモネードやさんを知り、読んでみたいと思っていました。退院して復学されている子供達がいることを希望に入院生活を送りました。
退院して1年がたち、小学2年生の息子と小学4年生のお姉ちゃんと一緒に読みたいと今回応募させて頂きました。
同じ脳腫瘍のお友達がたくさんいて、後遺症もそれぞれ違っていることを知りました。コロナの影響で共有のおもちゃは撤去されたり、面会や付き添い制限も厳しくなりました。
息子は、僕も鏡見るの嫌だった、僕も二重に見えたりすることあったよと教えてくれました。
お姉ちゃんは、痛いこといっぱいしたんじゃな、治療本当にがんばったなぁ。子供が絵本を作ったのっすごいね、絵が上手だねと言ってます。
子供達もレモネード屋さんしてみたいと言ってました。
まだまだ不安や心配は多いですが、いつもインスタで元気をもらってます。次回作も楽しみにしています。
まり
🍋我が家には3人の子供がいます。1番下の2歳の女の子が、胚細胞腫瘍という小児がんになり、5月末から治療のため入院しています。私も24時間完全付き添いで、上の子ども、姉兄とパパとは離れて暮らす生活に。
姉兄に少しでも、病気の種類は違うけど、小児がんの事を理解してもらえればと思い、応募させて頂きました。いろいろ、子どのガンの種類がある事。その病気を治すのに、みんなみんな頑張っているという事。まだまだ、治るのには難しい病気ということが少しわかってくれたようです。
下の娘もまだまだ治療は続きますが、一日一日を大切に過ごして、家族力合わせてを乗り越えていきたいとおもいます。
はこみママ