絵本『ぼくはレモネードやさん』プレゼント企画

小児がんを知る絵本、ぼくはレモネードやさん。

一般社団法人みんなのレモネードの会を立ち上げるきっかけになった、小児がん(小児脳腫瘍)経験者・えいしましろう自身が描いた絵本『ぼくはレモネードやさん』(生活の医療社)を毎月3冊まで、下記条件の方にプレゼントしています。

 

治療を経験した子どもたちやそのご家族が、復学、社会復帰する際に、この絵本が周囲への支援や理解を得るための一助になれば幸いです。必要な方に届きますように。

 

※絵本の中には「小児がん」「がん」という言葉が出てきます。

 

 

令和元年神奈川県推薦優良図書

この絵本は、学校でのがん教育や治療後に復学、社会に戻る子どもたちやそのきょうだいが自分(家族)の病気のことを知ってもらうために、以前より活用されています(令和元年神奈川県児童福祉審議会推薦優良図書)。



【募集対象】

小児がん患児(経験者)やそのご家族

※お空にいるお友達のきょうだい児さん、ご家族も対象です。

 

【募集人数・期間】

毎月3冊、先着順でプレゼント。

※応募期間は、その月の1日~末日までとなります。

※その月の先着に漏れた方で、プレゼントを希望される方は、次の月に再度お申込み頂けます。

 

…★…応募確認事項…★…

①プレゼントは1家族1回までとさせて頂きます。

②以前のプレゼント企画等で絵本を当会よりプレゼントさせて頂いた方も対象外となります。

 

【応募方法】

申込専用メールフォームにてご応募ください。

 

 

絵本が届いた方からの感想

以下、お送りいただいた感想の一部をご紹介します。その他いただいた感想は、こちらをご覧ください。

 

小児がんを伝える、絵本。ぼくはレモネードやさん(榮島四郎・生活の医療社)

この度は絵本の贈呈ありがとうございました。とても分かりやすく小児がんのことが描かれた絵本でした。何気ないシンプルな文章だからこそ心に響きます。

 

患児、患児の親御さんにしか分からない世界がまだまだ多くあります。その世界を少しでも知ってもらえるような絵本だと思いました。

 

うちの子も小児がんで長期間の入院を経験しています。その闘病を思い出し涙してしまいました。何度読んでも泣いてしまいます。子どもがもう少し大きくなれば読み聞かせしてみます。

 

どうか、しろうくんや他の患児の子たちに光ある未来を切望します。どんな小児がんでも完治できる未来を信じて。

 

ゆうママ

 

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0歳の頃から小児がんで闘病しており、4歳の今少しずつ自分の病気の事を話すようになってきました。

 

説明しても難しくてあまり聞いてくれなかったのですが、絵本を読むと集中して聞いてくれています。この度は素敵な絵本をプレゼントしてくださり本当にありがとうございます。これからも、何度も何度も読み返しながら生きていきます。

 

想ママ

 

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素敵な絵本を届けてくださり、ありがとうございました。きれいな明るい色使い、絵本の登場人物の豊かな表情に引き込まれました。

 

息子の入院時におこった出来事や生活の様子を思い出しながら、『そうそう!』『わかる!』がたくさんあって、すべてのページが共感できました。

 

息子は移植後に通院で維持療法をしながら学校に通学しました。学校ともよく話し合い、病気や体調の説明をしたものの、元気なお友達には入院中の患児の治療や生活はやはりわかりづらいと思います。たくさんの子供たちに読んでもらい、小児がんの子供について理解を深め、サポートや支援を考えるきっかけになると嬉しく思います。

 

その後治療法がなくなり、息子は亡くなってしまいましたが、同じ学年の子供たちが、『一緒に学校を楽しみ、一緒に卒業したい』と言ってくれて、亡き後も係や委員会決めに名前を入れてくれたり、給食を机に置いてくれたり、図工の作品を作ってくれたり、今も寄り添ってくれています。そんな級友たちにぜひ読んでもらいたいと思い、学校へ寄付させていただきました。

 

全国の全学校、病院においてもらいたい素晴らしい絵本です。小児がんへの支援が広がりますように。しろうくん、みんなのレモネードの会の皆さん、ありがとうございました。

 

しおんママ

 


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